お茶よりも微炭酸。

暇つぶしに。それから思考の図書室にしたくて。

虚栄心

攻撃は最大の防御。ゲームが好きで、とりわけRPGが好きな友人が主にとる戦闘姿勢らしい。自分もそうだった。じこさいせいなんていらねえ!!サイコキネシスで押しまくるぜ!!典型的なアタッカーだった。

なにもゲームに限った話ではない。
気が強いだとか、負けず嫌いだとか、よく言われる。というか、そうとしか言われない。他人には強気だからだろうか。他人には。
他方、内心ではそうありたいと思っていない。ずっとからにこもるを使っていたい。楽だもの。でも口に出る言葉は、良く言えば強気、悪く言えば誇張。おいおいと思いつつどうにか内から食らいついていく。食らい付けてるかわからないけど。

小さいから大きく見せたい。ある意味では当然だ。小さいなら小さいままさらけ出せばいいのに、口から出る言葉はその反対をいこうとする。虚栄。強がり。いじっぱり。いじっぱりっていうとそれこそポケモンの性格みたいで嫌だな。
これが良いことなのかはわからない。わからないから、口だけは強気。今日も、たぶん明日からも、ちっぽけな心は身勝手な私の口に呆れつつも付いていくのだろう。